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色街誰そ彼(いろまちたそがれ) 3巻

「分かるか、ハル。あれがお前のいた島だ――」
事故で双子の弟を亡くした紺悠久(こん・はるひさ)は、とある目的から、
自分そっくりだった弟・万寿(かずとし)に扮して彼のゆかりの地を訪ねることにした。

そこは、万寿が’ハル’と名乗って働きながら暮らしていたという離島の色街。
悠久はそこで、弟の葬儀に来ていたスナック『乙姫』のマスター・美鶴に再会する。

人生の生き辛さから「違う自分になりたい」と願い、万寿に扮してこの島にやってきた悠久は、「俺を’ハル’にしてよ」といきなり美鶴に迫る。
最初は適当に受け流していた美鶴だが、「ハルは美鶴さんのことが好きだったんだ」と、亡くなった万寿の心を代弁するような言葉を悠久が口にした瞬間、美鶴はいきなり悠久を殴りつけ、そして口づけするのだった。

「バカだなあ、’ハル’。俺はお前とずっとこうしたかったのに――」

死んでしまった万寿をめぐり、残された彼らがたどる「それぞれの想い」とは?
欲望と諦観、渇きと人情で溢れる不思議な離島の色街で紡がれる、双子と一人の男の恋物語。
価格
220円
読める期間
無期限
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対応端末
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  • スマートフォン タブレット
  • ブラウザで読める
電子書籍販売日
2020/09/06 00:00
紙書籍販売日
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ページ数
27ページ
掲載誌/レーベル
出版社
ジャンル
ファイル容量
7.61MB
ファイル形式
EPUB形式

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