銀河は彼女ほどに （2）

「オレは何度でも　あち…君と出会いたい」
平凡な男子高校生・人（じん）は初恋の少女である大石阿智（おおいしあち）ととある理由から二人で同じ部屋に暮らしていた。だが実はあちは「地球外生命体」で、さらに彼女の感情によって地球は滅びてしまうとか―…！？そしてさらに、あちが地球を作ったらしい？なんだかそれって…神様みたいじゃん！？
二人は一緒にいてはいけない、一緒にいると世界が滅びる…そんな残酷な世界だった。…でも、オレは彼女のことが好きなんだ！！二人で駆け落ちをすることを決意したじんとあち。夜、二人は「誰もいない場所」である海へと旅立つ。自分たちしかおらず、隕石の被害も出ない。そんな状況に幸せなふたり。でもじんにはひとつ考えていることがあって―…。じんはあちへ辛い選択を迫る…！！そして、平凡な男子高校生が考えたかわいらしい「かけおち」も長くは続かなかった―…。どんどん状況が悪化していくじんとあち。降り注ぐ隕石たち。そしてふたりの本当の初めての出会いが明らかに。世界を取るか、恋愛を取るか…じんはその苦しい選択肢のどちらを選ぶのか？そして、世界を巻き込んだ壮大なじんの「初恋」の行く末とは。ふたりが選ぶ結末とは…！？世界がはじまり、そして続いていく―…！！「不死身ラヴァーズ」の高木ユーナが描く、ちっぽけだけど壮大で切ないラブストーリー、衝撃の最終巻！！二人が行く先に待つのは、幸せな未来？それとも―…！

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