お知らせヘルプ
  • pt還元
  • 完結

小さなお茶会 完全版 第7集

「小さなお茶会」は10年近い長い期間にわたって連載されていましたので、その画風は前半と、後半とでは微妙に変化しています。
植物たちの表現もだいぶ変わっています。
初期の頃は、植物たちの生命力の噴出のままに、植物たちの旺盛な生命力に同化するかのように、あふれるように豊穣な絵柄で描かれていました。
しかしやがて徐々に余剰な線がそぎ落とされていき、本質的な線描が美しいタッチで描かれるようになります。
内容もまた、日常のふとした局面にきらりと光る光を切り取ったものから、時間とか、生とか死とか、より本質的な次元へと沈潜していきます。
このような深化の中で作品は完成度を高め、比類ない表現に到達します。
7巻に収めた『月の光のオルゴール』はそのような到達点の一つだと思います。
それぞれの方が、思い思いに本編を楽しんでいただきたいと思いますが、猫十字社から伺った印象的なエピソードがあります。
猫十字社氏の出身は長野県I市。
数々の文化人を輩出したきわめて洗練された街です。
この街の最先端の文化を生き抜いてこられた猫十字社の父上は、猫十字社の創作活動を一定の距離を置いて見守ってこられたのですが、本編を読まれ「お前もこういう作品を書くようになったのか』と喜ばれたそうです。
『小さなお茶会』は漫画というジャンルを超えて、世代と時を超えて、「普遍」を獲得したのだ、と言えるのかもしれません。
SALE 10月29日(金) 23:59まで
30%ポイント還元中!
価格
550円
読める期間
無期限
電子書籍/PCゲームポイント
150pt獲得
クレジットカード決済ならさらに
5pt獲得
対応端末
  • Windows
  • Mac
  • スマートフォン タブレット
  • ブラウザで読める
配信開始日
2019/09/01 00:00
紙書籍販売日
----
ページ数
171ページ
掲載誌・レーベル
出版社
ジャンル
ファイル容量
112.00MB
ファイル形式
EPUB形式

新着通知設定

この作品の続刊、作家の新刊が配信された際に、メールでお知らせいたします。

作品
作家
 
ブランド コピー スーパー ブランド コピー