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探偵くんと鋭い山田さん 俺を挟んで両隣の双子姉妹が勝手に推理してくる【電子特典付き】

新学期――俺は失敗した。
親の仕事が探偵だと口走ってしまったせいで、クラスメートから相談が持ち込まれるようになったのだ。絶版した小説の犯人当て、美術部で振るわれたナイフの謎、面倒なことになったと頭を抱える俺だったが--

「それさ、そもそも事件じゃないね〜」
「多面的な考え方も取り入れたらどう? 戸村君」

何があっても山田姉妹は平常運転、鋭い推理でスパッと解決していく。最初は気に食わなかったけど、本気で推理する彼女たちは今では尊敬の対象だ。……が、話すときの距離、近すぎない!? 熱くなるのは分かるけど、これ完全に狙ってるよね!?
山田さんたちと俺の少し甘めな、本格派学園ミステリー。

【担当編集者コメント】
第15回スニーカー大賞《大賞》受賞作家作品とあって、さすがの読み応えです。
特に、憂鬱なことを考え方一つで楽しくひっくり返す、山田さんの思考力は圧巻。
嫁にしても、彼女にしても、幼なじみにしても、こんな切れ者はいません。隣に置きたい。

オススメしたい読者様は、
・10代後半〜最近の《沼あま》ラブコメ設定とは違った雰囲気をお探しの方。
・30代〜青春学園ものの古き良き頃をご存じの方(まさにそれって空気感です)。
思考を巡らせる面白さを追求したので、児童文庫からのランクアップにもぜひ。

【電子特典】として、短編「訊かないでほしいことほど訊かれる気がするのはたぶん、訊かないでほしいことを訊かれた時だけ記憶に残るから」を収録。
価格
704円
[参考価格] 紙書籍704円
読める期間
無期限
クレジットカード決済なら
7pt獲得
対応端末
  • Windows
  • Mac
  • スマートフォン タブレット
  • ブラウザで読める
配信開始日
2020/05/25 00:00
紙書籍販売日
2020/05/22
ページ数
----
掲載誌・レーベル
出版社
ジャンル
ファイル容量
12.70MB
ファイル形式
EPUB形式

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