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娯楽としての炎上

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シリーズ
  • 娯楽としての炎上
現代日本のミステリは、民主主義とネット・ファシズムの狭間で引き裂かれながら、新しい社会のあり方、人間のあり方、倫理のあり方、論理のあり方を模索している。読者の欲望と社会のあり方とが骨絡みになったジャンルであるからこそ、ミステリがそのジャンルそのものによって価値を持つ状況になっている。
本書は現代ミステリからポスト・トゥルース時代を理解し、ポスト・トゥルース時代から現代ミステリを理解する。一挙両得な新たな試みの批評書である。
現実の政治的状況とも共有する問いに既に先駆的に挑み続けてきたジャンルがある。現代日本のミステリである。
「論理」が通じない相手、「嘘」が蔓延し人が操られ疑心暗鬼になる状況、そもそも「真相」が存在しない事件、「事実」が客観的に実在しない世界……などなどを、この十年以上、ミステリは描き続けてきた。「ポスト・トゥルース」という言葉が流行する前から、作家たちは状況を言語化し結晶化してきたし、それに対する対応・対抗の方法も模索してきた。
本書が論じたいのは、それらの作品である。
価格
1,980円
[参考価格] 紙書籍2,420円
読める期間
無期限
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対応端末
  • Windows
  • Mac
  • スマートフォン タブレット
  • ブラウザで読める
配信開始日
2018/10/06 00:00
紙書籍販売日
2018/09/21
ページ数
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掲載誌・レーベル
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出版社
ジャンル
ファイル容量
1.09MB
ファイル形式
EPUB形式

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