私の愛した悪党

作家/出演者

多岐川恭

シリーズ

私の愛した悪党

平均評価: レビューを書く

冒頭にプロローグとエピローグを並列、連作風の構成が粋なユーモア人情ミステリ

生後八ヵ月の女児が誘拐され、身代金を要求される。だが、警察の介入に気づいた犯人は接触してこず、赤ん坊は行方不明のまま時が経つ。二十年後、下町に住む三人の娘のうちの誰かが、誘拐された娘らしいとわかってきたのだが…。

●多岐川恭（たきがわ・きょう）
1920年福岡県生まれ。東大経済学部卒。戦後、横浜正金銀行をへて毎日新聞西部本社に勤務。1953年『みかん山』で作家デビュー。『濡れた心』で第4回江戸川乱歩賞を、翌年には短編集『落ちる』で第40回直木賞を受賞。以降、推理小説と共に時代小説も旺盛に執筆した。

価格
495円

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配信開始日: 2016/03/22 00:00

紙書籍販売日: ----

ページ数: ----

掲載誌・レーベル

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出版社

アドレナライズ

ジャンル

ファイル容量: 7.08MB

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