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むかしむかし広い空の雲の果てにチンクというオシャマでいたずらっ子の天使が住んでいました。天使・チンクはいつも神々の頭痛のたねでした…。青いハートをのんだ子は凛々しい男の子に、赤いハートをのんだ子は優しい女の子になれるという規則が存在していた。そんなある日、チンクは問題を起こしてしまう…。女の子として生まれるべき子にチンクは青いハートをのませてしまったのだ…！！罰としてチンクは神様から生まれてくる子と一緒に下界へ行き、そして生まれてくる子が女の子として生まれたら「すぐになんとかして男の心を抜き取る」ことを命じられる！！そうして、生まれた子はなんと王様の子供だった...！！
こうして地上では十五年ほど経つ…。王女は十五歳になる。だが、王女となれば王位継承できない…。次の王位継承は王様のたった一人の腹黒い従妹・ジュラルミン大公となる….。国のことを考慮して王様は国民に「王子が生まれた」と嘘をついてしまう…。王女・サファイアは、国王になるためには王女サファイアは1日のうちの半分を王子、半分を王女で過ごさねばならない運命を送っていた…。だが、王位継承の当日にジュラルミン大公の仕業で王位につけなくなる。全てを失ったサファイアはリボンの騎士に姿を変え、大公への復讐に燃える―――！！！
手塚治虫といえば日本のアニメーション界のパイオニア！！日本人なら一度は読んでおきたい？大巨匠・手塚治虫が送るファンタジー漫画、第1巻！！
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